職場のモンスターバスター
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前回から、
私が学生時代に、あるTV番組の企画で、
サーカスの「空中ブランコ」に挑戦し、
大失敗してしまった話をお伝えしています。
**(昨日の記事)**************
空中ブランコを失敗して怒られた話 ~その1~
↓
http://ameblo.jp/cavernablu1/entry-12121891719.html
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大好評につき(誰も言ってない?)、
今日はその続きです。
「空中ブランコ」へのチャレンジに失敗した私は、
失意のうちに、東京への帰路につきました
テレビの制作会社のディレクターやAD、
カメラマンなど、みんな私のせいで、
無駄な一日を過ごしたのです。
それも、わざわざ新潟にまで遠征して。
東京へ帰る新幹線の中、
私は生きた心地がしませんでした・・・。
数日たって、ディレクターさんから、
「君は空手の選手だからさ、同じ武道の
合気道ならいいんじゃないかな?
合気道の達人に100回投げられるっていう
企画に変更しよう!」
と、連絡を受けました。
もう、
100回でも200回でも投げられる覚悟でした
「番組の企画をつぶすわけにはいかない」
「監督の顔に泥を塗るわけにはいかない」
「母校の空手部の名前を汚してはいけない」
そんなプレッシャーに
押しつぶされそうになっていました。
撮影当日、都内の有名な合気道の先生の
道場へと向かいました。
季節は真夏、
気温は、35℃は超えていたと思います。
その場で初めて合気道の受け身を習い、
早速その大先生に投げられました。
10回、20回、30回、
辛くて苦しかったけど、
あの「空中ブランコ」の失敗に比べたら、
なんでもなかったです。
40回、50回、60回、
サーカスの指導員に言われた、
「空手のチャンピオンだかしらないけど、
大したことないね!」
という、セリフが頭から離れません。
70回、80回、90回。
熱さと息苦しさで、もうろうとしながらも、
なんとか100回投げられました!!!
「いやぁ、良かったよ~!」
ディレクターさんも大満足のようでした。
後日オンエアーを見ると、
7人の出演者の中で、私がトリを飾っていました。
最後に、
汗と涙でグチャグチャになった私の笑顔が
大きく映し出されていました。
辛くて・恐ろしくて、
思い出したくもない過去ですが、
あの時のことを思い出すたびに、
人間腹をくくれば何でも出来る。
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そう思います。
いかがですか?
あなたにも、思い出したくない
過去のひとつやふたつあると思います。
でも、それがあるからこそ、
今のあなたがあるのです。
何ひとつ無駄な経験などない。
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使い古された言葉ですが、
改めてそう思います。
P.S.
知り合う前の旦那さんがこのTV番組を見ていて、
「この人すげぇな~!」と、感動してたそう。
なので、私が新入社員として同じ部署に
配属された時は、
とても驚いたそうです。
テレビ東京って意外と見てる人多いんですね。
(失礼!)
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