職場のモンスターバスター
佐藤恵美です。
先日、朝の満員電車の中で、携帯電話の着信音が、
ガンガン鳴り響いていました。
見ると、年配の女性が、なんとか音を切ろうと、
必死でもがいていました。
なかなか音が止まないので、
気になっていたところ・・・。
「うるさいっ!」という声が!
なんと、携帯電話を鳴らしているご本人でした。
止めたいのに、止められない、もどかしさから
発せられた心の叫びに、ちょっと同情しました(笑)。
さて、今日のテーマは、
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すっかりモンスター化しちゃった女子社員を
押し付けられた時の対処法とは?
〜3ステップ〜
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です。
新入社員の初々しい頃、
心機一転、希望に燃えて転職したばかりの頃、
誰にもそんな時はあった筈。
なのに、いつのまにか周囲が手をつけられない
モンスター社員と化してしまった。
悪いのは本人だけじゃなく、
放置したり甘やかしたりした周りの責任も
大いにあるのに。。。
モンスター度が肥大化して、
「もはや手遅れでは?」
という段階になって、女性リーダーの
もとに送り込まれてくる。
「ほら、やっぱり女性は女性同士の方が
意思の疎通が図れるからさ」、
と、かつてのおじさま上司。
甘やかして、モンスター化を加速させた張本人
でもあります。
まぁ、言いたいことは山ほどありますが、
ここは組織の一員として、
一旦は引き受けなくてはいけません。
そんな押し付けられたモンスター女子の
対処法は、
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ステップ1
まずは警戒心を解く
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望んでもいない部署に異動させられた
モンスター女子は、怒りと悔しさで、
ヒネクレ度がMAX状態です。
なまじ能力が高くて仕事が出来るだけに、
「なんで、私が異動させられなきゃなんないのよ」
と、会社に恨みを持っています。
そんな怒りの矛先が、職場のリーダーである
あなたに向けられるのです。
はい、八つ当たりです。
まずは、「ガルル〜」と敵対心丸出しの
彼女に対して、自分は敵でない。
ということを理解してもらいましょう。
つけあがらない程度に言葉をかけ、
コミュニケーションをとりましょう。
多少時間はかかるかもしれませんが、
まずは、関係性の土台づくりが非常に大切です。
ガタガタの土台の上には、どんなに立派な
建物を建ててもあっという間に崩れ去ってしまうのです。
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ステップ2
彼女の良いところを褒めちぎる
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職場モンスターは、実はコンプレックスの塊。
なのにプライドが人一倍高いため、
あらゆる手段を使って自分を正当化します。
そのためには、嘘をつく人もいるくらいです。
なので、彼女の優れているところ、
計算が早いとか文章が上手とか、
小さなことでもいいから褒めてあげましょう。
虚勢を張らなくても、嘘なんてつかなくても
いいんだよ。
ということを徐々に分からせるのです。
ステップ1で、土壌を耕した後は、
しっかり肥料と愛情をかけてあげましょう。
但し、やりすぎは禁物。
すぐにモンスターの芽が出て来て、
またまた手がつけられなくなるかもしれません。
何事もほどほどが肝心です。
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ステップ3
方向性がずれていることをズバッと
指摘する
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土壌を整えて、たっぷり栄養を与えたら、
後は、ぐんぐん伸びていくのを見守るだけ。
でも、そこはモンスター。
余分な葉を削ぎとし、しっかり添木で矯正しなければ、
あっという間に肥大化してしまいます。
あなたの頑張りや能力は認めるけれど、
組織の一員として、方向性が違うとか、
頑張りどころが違うこと、
自己満足では決して評価されないことを
しっかりと叩き込みましょう。
ここは、もっとも重要で難しいところですが、
しっかりと信頼関係が生まれていれば、
きっと相手もわかってくれるはず。
勇気を出して、真剣に向き合いましょう。
いかがですか?
これら3つのステップを踏んでも、
全く改善の兆しが見られない場合には、
違う手立てを考えた方がいいのかも
しれません。
それについては、また別の機会に。
P.S
全く知らない方からたまに挨拶をされます。
それもきちんとした会釈で。
よっぽど似た顔が世間にあふれているのか、
それとも、よっぽど威圧的な顔なのか・・・。
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