職場のモンスターバスター
佐藤恵美です。
９月も半ばを過ぎました。
この時期は、
期末の納会や異動する方の送別会など、
職場の方とお酒を飲む機会が
多いのではないでしょうか？
少し昔の話ですが、
職場のある偉い方（Sさん）の
送別会での出来事。
当時私は、人事の管理職として、
様々な改革に取り組んでいました。
変化を推し進めると、
それを良しとしない人たちから、
猛烈に反発をくらいます。
いままの体制で恩恵を被っていた人たちは、
それを手放したくないのです。
Sさんは、そんな抵抗勢力の
親玉みたいな人でした。
そして、私の元上司でもあります。
元部下でありながら、
Sさんに対して媚をうるどころか、
改革をドンドン進める私を
日頃から苦々しく思っていたようです。
日本酒をぐびぐび飲んで、
酔っ払ったSさんは、
「おいっ、佐藤！
」
と、違うテーブルに座っていた私を、
呼びつけました。
「あぁ、やっぱりきたな・・・」と
私。
それから、Sさんの私に対する
説教というか罵倒が始まりました。
Sさん
「お前は、人事として血が通ってない！」
「だから社員から反発をくらうんだ！」
「お前の高い評価は甘やかされてるだけだ！」
「新しい部署に異動すると聞いてるが、
絶対成功しないぞ！」
「社員のことを考えず、自分たちの利益ばかり
優先していたのは、あなたのほうでしょ（怒）。」
（私の心の声）
机をひっくり返したい衝動にかられながらも、
黙って聞いている私に向かって、
「なんで、黙ってるんだ。
反論があるなら言い返せ！」
と、Sさん。
人は、誰も間違っていないし、
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正しいだけの人もいない。
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コーチングスクールで学んだ
その言葉を心のなかで繰り返しながら、
私は、Sさんに言いました。
「Sさんのお立場であれば、
私はそのように見えるのだと思います。
なので、反論はありません」
「ふんっ、だったら反省しろ！」
と、Sさん。
拳を握りながら、
怒りを必死でこらえていると・・・
なんと！
それを聞いていた、
経営トップや役員、
そして、部下の女性までが、
一斉に私をかばいはじめたのです。
「佐藤は、新しい部署でも全く心配ありませんよ！」
と、経営トップ。
Sさんは、とうとう黙りこんでしまいました。
Sさんには、ひどいことを言われたけれど、
こんなにもかばってくださる人がいるなんて、
私はとても幸せ者だと思いました
そして、次の日。
「昨日は、酒を飲んでいたとは言え、
言いすぎてすまなかった。
新天地での活躍を期待してます。」
と、Sさんからメールがありました。
実は、暴言をはいたSさんの方が、
傷つき、後悔していたようです。
いかがですか？
なんだか、今日は昔語りのように
なってしまいましたが、
お酒の席とは言え、
言葉は凶器にもなりえます。
そして、人生を変える
素晴らしいギフトにも
なるのです
どうせなら、皆を元気にして、
応援するようなプラスの言葉を
かけてあげたいですね。。。
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こちらを受講された方には、