職場のモンスターバスター
佐藤恵美です。

さて、今日のテーマは、

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部下のやる気スイッチが

分からないあなたへ

―――――――――――――

です。

よくある職場での一コマ。

熱血上司:

「お前さぁ~、仕事はソツなくやってて

 問題ないんだけど、

 なんかこう、もっとグイグイくる

 前のめり感がないんだよなぁ~。」

若手部下:

「はぁ~、グイグイくる前のめりですか???

 仕事は、ちゃんとプライド持ってやってますし、

 新規開拓や提案とかもしてますよ。

 どこか問題ありますかね・・・。」

熱血上司:

「問題?問題はないよ。

 ただ、オレはもっとお前のやる気を、

分かる形で見せて欲しい。それだけだよ!」

若手部下:

「はぁ・・・。」

このパターンは、少々極端かもしれませんが、

若手部下を持つ管理職の方であれば、

多かれ少なかれ、

「あるある!!!」

と、共感されたのではないでしょうか。

でも、必ずしも、この若手部下の情熱が足りない。

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という訳では、ないんです。

メラメラと真っ赤に燃えたぎる炎もあれば、

凛として深く燃え上がる青い炎だって、

あります。

以前、私がコーチングスクールで学んでいた頃のこと。

ある講師の方が、私の録音したコーチング内容を

聞いて、一言。

「佐藤さんのコーチングは、

人生って楽しいもんだよ!

もっと楽しもうよ!っていう佐藤さん自身の価値観を

クライアントさまに押し付けてる感じがするよね。

その価値観自体は、とっても素晴らしいことなんだけど、

そうしたいかどうかは、

あなたが決めるんじゃなくて、

クライアントさま自身が決めること。

答えはクライアントさまの中にあるのよ。

――――――――――――――――――――

そう、アドバイスを受けました。

その講師の方は、とっても穏やかなトーンで

おっしゃったのですが、

頭をガツンと殴られたような衝撃を受けたのを

覚えています。

そう・・・。

メラメラ・ガツガツ・ゴリゴリじゃないと、

やる気スイッチが入っていないなんて、

「あるべき論」の押し付けです。

部下のやる気スイッチは、部下の中にしかないので、

上司が外側から圧力をかけて押してあげるなんて

無理なんです。

できるのは、

部下の可能性を信じて応援してあげること。

―――――――――――――――――――

部下の情熱の炎が燃え上がるために必要な【薪】は

何かを考え、

そっと差し出す位の気持ちで見守りましょう。

そうすれば、自然と燃えてくれます。

くれぐれもガソリンを注入するなどの、

過度な干渉はお控えくださいね。

変に爆発して、燃えカスだけが残る。

なんてことになっちゃうかもしれませんよ。

 

P.S.

先日、名刺交換をさせていただいた、

ある男性が、

私の「職場のモンスターバスター」と言う

肩書きを見て・・・、

「中途採用してすぐに会社に来なくなっちゃった社員に

 退職金を払うべきかとか、

 あまりに素行が悪い社員を解雇するには、

 どうしたらいいか。とかで悩んでる経営者の方なら

 ご紹介できますよ!」

と、言ってくださいました。

でも、

「せっかくなのですが、

 私は職場の人間関係改善のサポートがメインなので、

 そのような法律的な悩みは、社労士事務所に

 ご相談されたほうがいいかとおもいます。」

と、丁重にお断りしました(汗)。

 

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