今夜は、
「日経ウーマノミクス Xmasセミナー＆交流会２０１４」
in 虎ノ門ヒルズ
に行ってきました。
特に印象的だったのが、
TVでもおなじみ、
ワーク・ライフバランス代表取締役社長
小室淑恵さんの講演です。
「人生充実のカギ!ワークライフシナジーとは」
をテーマに、
なぜ、ワークライフバランスが必要なのか？から
多様化する組織において、
今後必要とされるリーダー像までを具体的事例に基づき、
分かりやすく解説してくださいました。
なかでも、女性に多いと言われる、
「詐欺師症候群」についてが
目からうろこでした！
この「詐欺師症候群(Imposter syndrom」とは、
昨年ベストセラーになった、
シェリル・サンドバーグの著書、
「LEAN IN ー女性、仕事、リーダーへの意欲ー」
にも載っていて、
自分は評価に値する人間だとは思わずに、
対した能力もないのに褒められてしまったと、
罪悪感を覚え、まるで褒められた事が
何かの間違いのように感じること。
十分な実力がありながら、理由もなく、
自信を持てずに悩む症状で、
（Impostor = ペテン師の意味）
自分の業績を褒められると、
詐欺師行為を働いたような気分になり、
そのうち化けの皮がはがれるに違いない、
などと思ってしまう。
男性よりも女性のほうがなりやすく、
この症状に束縛されやすい。
（実力相応の仕事にもかかわらず、
自ら手を挙げないので、上昇志向が
無いなどと誤解されやすい）
『LEAN IN ー女性、仕事、リーダーへの意欲ー』より。
小室さん自身も人から何か褒められる度に、
「こんなに口ばかり上手くて、
中身のない自分が評価されてしまうのが怖い。
いつか化けの皮が剥がれて、全てを失うのではないか」
という不安を感じていたそうです。
一方職場の男性社員は、
「僕は褒められた時は、素直に良かったって思いますよ」と言われて、
男性にこの感覚はないということに大変驚かれたそうです。
いかがですか？
あなたがもしも、褒められる事がとっても苦手だったとしたら、
これが原因かもしれませんね。
そして、原因が分かると
必要以上に自分を責める事がなくなります。
そう、あなたは、詐欺師でもなんでもありません。
周囲からの褒め言葉は、
あなたの日頃の頑張りへの正当な評価なのです。
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